■商品番号:櫻-ろ
■商品名:八咫鏡(やたのかがみ)
■【Tシャツ】抜染プリント
■色:インディゴ(藍色) |
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背面 |
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図案 月潭眞龍 筆 |
本作品は、文様のある、大鏡の背面を描いております。
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サイズ |
XS |
S |
M |
L |
XL |
着丈 |
60 |
66 |
70 |
74 |
78 |
身幅 |
43 |
49 |
52 |
55 |
58 |
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原田大六夫人、原田イトノ様と月潭眞龍(2010年10月吉日) |
昭和40年の事です。
福岡県糸島郡前原町(現糸島市)平原(ひらばる)の畑から、鉄素環頭太刀(てつそかんとうたち)、瑠璃勾玉(るりまがたま)等、多数の遺物が出土しました。
その中にあって、ひときわ目を引いた遺物が、四面の日本最大(直径46,5センチメートル)の大鏡、「内行花文八葉鏡(ないこうかもんはちようきょう)」だったのです。
遺跡の調査主任として、発掘の指揮を取られたのは、福岡県前原町出身、在野の考古学者、「原田大六(はらだだいろく)氏」でした。 原田大六氏は、出土した、「内行花文八葉鏡」の特徴や遺跡の状況等から、「この大鏡は、伊勢神宮(いせじんぐう)に御神体として伝わる、「八咫鏡(やたのかがみ)(※「三種の神器」のうちのひとつ)」と同型のもの(※同じ鋳型(いがた)で鋳造(ちゅうぞう)したもの)である。」と推定されました。
大鏡の発見より、41年目となる、平成18年6月9日、「平原弥生古墳(ひらばるやよいこふん)」より出土した遺物が、一括して、「国宝」の指定を受けました。「平原弥生古墳」発掘の最大の功労者である、原田大六氏は、昭和60年5月27日、68歳で、お亡くなりになっています。 私は、稀代の考古学者、原田大六氏の、長年にわたる、研究、発掘に、心よりの敬意を表するものであります。
「平原弥生古墳が、日本古代史上に事実として出現し、その実態を明らかにすればするほど、わたしが、この小著で論証してきた以上に、学界に大きな波紋を生じさせるであろうと思う。口(くち)から口(くち)へと伝えたという日本神話を、まやかしものに考えたのも、学問の段階がそこまでにしか達していなかったからであって、今後は、口から耳へ、耳から口への伝承が、どんなに事実を忠実に伝えてきたかを、耳をひっぱって考えてもらわねばならぬ。「文化」とか「歴史」とかいうものは、すべて、文字で書いて伝えるものだとか、伝えてきたものだと考えてはなるまい。耳(口伝による記憶)と、腕(労働による体得)にたたきこまれてきた。」
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原田大六著 「実在した神話」 学生社 より引用 |
原田大六氏の情熱は、平成の世に生きる私達にも届き、私達の中に宿るはずの、「二千年来の日本の歴史」を、 必ずや呼び覚ます事と信じております。 「八咫鏡」 カッツアーマーの本作品を、祖先の御霊と、原田大六先生の御霊とに、捧げ奉ります。 |
カッツアーマー代表 月潭眞龍 拝 |
※「内行花文八葉鏡」をはじめとする、「平原弥生古墳」より出土した数多くの遺物は、現在では、福岡県糸島市の、「伊都国歴史博物館」に展示してあります。 |
© 2015 HARADA DAIROKU MEMORIAL MUSEUM. |
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